当社の考え

1.設計においての取り組み方

■建築主と心を同じくする設計パートナーとして
私たちは、建築主と心を同じくして計画を進めることを、設計活動の原点と位置づけています。用途や規模にかかわらず、まず建築主の想い・背景・事業の目的を丁寧に共有し、その考え方を設計条件と同じ重みを持つ「前提」として捉えることで、単なるかたちづくりにとどまらない建築の実現を目指します。
■対話を通じて「共通のゴール」を描くプロセス
計画初期段階から、建築主との対話と検討のプロセスを重ね、将来像や優先順位を一緒に整理していきます。複数案の比較検討や、コスト・スケジュール・運用方法を見据えた提案を行いながら、関係者全員が共有できる「共通のゴール」を明確にすることで、合意形成のしやすい計画づくりに取り組みます。
■専門性を生かした「建築主の代弁者」としての役割
設計・監理の各段階では、建築主の立場に立った専門的判断を行い、その意向を施工者や関係機関に正確かつ公平に伝えることを重視しています。法令、安全性、環境性能、維持管理性など、多面的な検証を行いながら、建築主が安心して意思決定できるよう、技術的な根拠を明示したわかりやすい説明に努めます。
■長期的な視点で価値を共有する体制
竣工は終着点ではなく、新しい運用のスタートであると考えています。
建物の使われ方の変化や保全計画にも継続的に関わり、必要に応じて改修や更新の方針を建築主とともに検討することで、長期的な資産価値と施設のあり方をともに支えていく「伴走型」の設計事務所でありたいと考えています。

2.丁寧かつ迅速な業務体制

■丁寧さとスピードの両立
私たちは、一つ一つの案件に真摯に向き合いながらも、限られた時間の中で最適な答えを導くことを大切にしています。図面や書類の精度はもちろんのこと、検討プロセスや確認作業もおろそかにせず、丁寧さとスピードの両立を常に意識して業務を進めています。
■円滑なコミュニケーション
業務を滞りなく進めるためには、早い段階での情報共有と認識のすり合わせが重要だと考えています。打合せ内容や検討結果はできるだけ早く整理し、分かりやすい言葉と図面でお伝えすることで、判断のしやすいコミュニケーションを心がけています。
■迅速な対応体制
問い合わせやご相談には、可能な限り早いレスポンスを行う体制を整えています。検討が必要な事項についても、回答可能な範囲を段階的にお知らせすることで、事業全体のスケジュールに支障が出ないよう配慮しながら業務を進行します。
■品質を守るチェックプロセス
スピードを優先し過ぎることで品質が損なわれないよう、社内でのダブルチェックや関係者との確認プロセスを設けています。法令や各種基準の確認、コストや維持管理まで見据えた検討を行い、安心してお任せいただける設計品質の確保に努めています。

3.環境に配慮した、持続可能な建築づくり

私たちは、建物の企画から運用・改修までのライフサイクル全体を通して、環境負荷の低減と快適な環境づくりの両立をめざしています。省エネルギーや再生可能エネルギーだけでなく、長く使い続けられる計画や地域性への配慮も含めて「持続可能な建築づくり」として取り組んでいます。


■省エネルギーと快適性の両立
建物の断熱性能や日射遮蔽、自然換気・自然採光などのパッシブデザインを重視し、空調・照明・設備の高効率化と組み合わせて、エネルギー消費を抑えながら快適な室内環境を実現します。必要に応じてZEBなどの高度な省エネ基準にも対応し、事業者の環境経営にも貢献します。
■環境負荷の小さい素材選定
構造材や内装材については、長寿命でメンテナンス性の高い材料を基本としつつ、木材など再生可能資源や環境配慮型建材の活用を検討します。製造から廃棄までに発生するCO₂や廃棄物の量を意識し、ライフサイクル全体で環境負荷の小さい素材を選ぶことを心がけています。
■地域環境・生態系への配慮
敷地周辺の気候や風向き、日照条件、既存の樹木・植栽などを読み取り、建物配置や外構計画に反映させます。緑化や雨水利用などを組み合わせ、ヒートアイランドの抑制や生物多様性への配慮を行うことで、地域環境と調和した建築をめざします。
■長寿命化と更新しやすい設計
建物が長く使われること自体が、資源やエネルギーの削減につながると考えています。将来の用途変更や設備更新を見据えたスケルトン・インフィルの考え方や、維持管理のしやすいディテールを重視し、過度な解体・建替えに頼らない、持続性の高い建築を計画します。

4. 適切なコストコントロール

■コストバランスを重視したご提案 
 私たちは、計画初期からお客様のご予算を丁寧にヒアリングし、建物の性能やデザインとのバランスを取りながら、無理のないコスト計画を立てます。単純なグレードダウンではなく、必要な性能と優先順位を整理し、ライフサイクルコストも踏まえて「かけるべきところ」と「抑えるところ」を明確にしたご提案を行います。
■フェーズごとの検討・見直し
 基本計画から実施設計、工事費見積りの各段階でコストを確認し、必要に応じて仕様や工法を見直すことで、早い段階からコスト超過を防ぎます。構造・設備を含めたトータルな検討を行い、代替案の検証やVE提案を通じて、目標予算内で最大の効果が得られるように調整します。

CONTACT US